肉まん選手権・番外編
過日の肉まん選手権の記事掲載後、多大なる反響を頂き、アクセス件数を示すグラフは一気に上昇、まちでも多数の方から声を掛けられました。そして皆様口を揃えて「次も期待している」とおっしゃるのです。もちろん「続きを読む」の部分の続編のことなのです。しかしその後は真面目な料理で選手権をこなしていたら、アクセス件数はうなぎ下がりに(←?)下降の一途を示し、まちでの皆さんの反応も実に残念そうで、やはり期待に応えねばならないと妙な使命感にかられている自分に気が付きました。
というわけで、肉まんリベンジです。といっても選手権は既に参加済みですので、皮はそのままで、中身をお金のかかる肉あんから、またしても余っているジャガイモを利用したジャガイモあんに替え挑戦したいと思います。
ではやるか。ふぅ。
ホイル焼きの時にも使ったジャガイモだが、親戚からどーんと送ってきたのがコレ。段ボール箱がデカめなので少なく見えるが(カボチャを抜いたし)、この中に(家庭菜園)生産者自称11種類のジャガイモがごちゃまぜになって入っている。普通サイズのイモもあるけど、豆粒みたいに小さいのも多いのよ・・・。
その中から、芽が出てしまった「インカのめざめ」と「インカのひとみ」をチョイス。もともと小粒品種ながら、家庭菜園なのでほんとに小さい。茹でた花豆くらい。このイモは中がオレンジ色で、栗のようなホクホク感が売りらしいが、私にはホクホクというよりクリーミーに感じる。あんに向いてると思いチョイス。早く食べないと芽が伸びてしなびちゃうしね。
あのカオスなダンボールの中から、特定の品種を選び出すのは大変だが、幸いにも?芽が出たのはインカのめざめ&ひとみとレッドアンデス(レッドメークイーン)だけなので、土が付いていて皮の色が見えなくても選びやすい。
土を洗い流すとこうなる。左が「インカのめざめ」で右のまだら模様が「インカのひとみ」。皮の色は違うけど、中身は同じオレンジ色で味も食感もほぼ同じ。
あん作りは生地の発酵中に出来るので後回しにして、先に生地をこねる。肉まんの時と全く一緒なので写真はカット。前回の肉まんでは生地の乾燥に泣いたので、今回はぬるま湯を多めに入れたところ・・・ちょっと多すぎたみたい!打ち粉をたっぷりしてなんとかまとめる。前回は発酵の温度もよくなかったみたい。金属同士が熱を伝えてしまい、温度が上がりすぎたようだ。ボウルの底にお皿を1枚かましておこう。ボウルも鍋の縁に触れないよう、小さいのにチェンジ。
発酵は鍋に任せて、じゃがいもあん作り。インカのめざめ&ひとみの皮をむく・・・小さすぎて時間を食う(;;;´Д`)ゝ写真の色だと白っぽくて普通の色だけど、もっとオレンジ。大きいのを(と言っても普通のイモの半分もないが)カットし、レンジではなく鍋で煮て、粉ふきイモを作る。なんかレンジだとイモ煮るのがうまくできないので。
皮むきに予想外の時間がかかり、発酵時間が過ぎている。鍋のフタを空けて見るとナンジャコリャ。パン生地発酵の時によくやる「人差し指を突っ込む」をしたら、生地が柔らか過ぎてネバーーっとくっ付いて来た。湿り気がありすぎる!
野球選手には2年目のジンクスなるものがあるらしいが、私には2度目のジンクスがある。1年目に新人賞を取るくらい活躍した野球選手が、2年目になると途端に落ち目になるというジンクスだが、私は初めて作った料理は上手く行く、というか、おおむねなんとかなる。が、しかし、2度目は何かしらの失敗が起きるのである!うおおお!!これもか!?!?
発酵はもう十分っぽかったが、あんがまだ出来ていないので、温度を下げつつそのままにしておく。パン生地の一次発酵なら40分くらいかかるんだからいいべ!?
粉ふきイモが出来たら熱いうちにポテトマッシャーでつぶし、砂糖と牛乳を入れ・・・あれ、ジャガイモの重さを量らなかった。あらら、まあいい。三温糖を大さじ2くらいザーッといれ、牛乳は大さじ1入れてみた。砂糖を入れるだけで質感が変わる。すごく柔らかくなった。牛乳を入れると更にしっとりになった。
栗きんとんかスイートポテトか、なんだろう、途端にスイーツっぽくなった。分量に自信がなかったので味見してみる。甘い。これでいいんじゃないかな。
問題の皮は大変なことになっていた。ボウルから台に取り出そうにもへばりついて出てこない。ヘラで掻き出すもネチャーーーー。打ち粉をたっぷり振って、なんとか出すと、今度は台にくっつく。うひゃーー。こんなんで大丈夫か?最初からやり直しか?と半泣きで4等分。もはや濡れ布巾も要らないくらい。
そのフニャ生地をなんとか伸ばし(手で伸ばした)、小分けにしてまとめておいたじゃがいもあんを載せて包む。あんはやや三角にしておく。肉まんの時は閉じてくれなくて苦労したが、今度はなんと、頼まなくてもくっつくくらい。今度こそ上手くやろうと思っていた作業なのに、手に持っているだけで、重力にまけて生地が伸びていく。合わせ目が厚く、それ以外はどんどん伸びていく。やっぱりこれ難しい。修行がいる。もうやだーとまたしても半泣きになる。
しかしここまで来たからには、忘れてはいけない。なんのためにリベンジを決行したのかを。そう、みんなの期待に応えねばならないのだ!
期待した人だけ続きをどうぞ↓
・・・それでは続きに行ってもいいでしょうか。
皮でじゃがいもあんを包んだ後、打ち粉をつけたバターナイフで筋を付ける。そして、食紅を水で溶いたものを、歯ブラシに含ませ、ザルを使ってエアブラシのようにぼかしながら着色する。
・・・と上手くいくはずなのに、なんぞこれ!!なんか汚い・・・。ごめん。(´・ω・`)歯ブラシは新品じゃなきゃ気持ち悪いでしょ。わざわざ買ってきたのをおろしたのよ。ほんとこの選手権ってお金かかるな!と不満を漏らしつつも、もっと形を直さなくては・・・と触ると生地が柔らかいのに中の餡が硬いので、形がどんどん崩れていく。もう触らないほうがいいらしい。
※布巾がやや黄ばんでいるのは、いつもサラダに入れる晒しタマネギを作るのに使う布巾だからです。(^^;
とにかく蒸すのだ!中火で12分!!
フタを開けてみた。お、まだら模様だったのが、蒸しあがって膨らんだらボケて薄くなった(^^)
形はいびつなままだが、今回は乾燥は全くなかったので、表面がツルッツルにならないのは、もう仕様なんじゃないのか?と思う。ホットケーキを焼くとプツプツ穴が開くじゃない?あんな感じでイーストのガスがこんな凹凸を作るのではないかと・・・。どうだべか。
というわけで、もも尻まんが出来たよーーー。| ) ) 中はミルキーなじゃがいもあんだよー。(^^)ノ
ほら、中はインカのめざめ&ひとみで、こんな色。ねっとりだし、クリーミーだし、ほんとスイートポテトみたいだよー。じゃがいも餡って初めてだけど、美味しいね!皮ももっちり。これ、昔よく買ってた酒まんじゅう屋さんの皮にそっくりじゃないか!なんて思いながらモフモフ食べた。
が、しかし、そう思えば思うほど、まんじゅうにはあんこだ!!と脳が言ってる。しかもこしあん。(大福にはつぶあんな!)味見した時は良かったのに、甘さも控えめすぎる。あんこってどんだけ砂糖入れてるんだろう。インカのめざめ餡だって食感は良いので、もっと甘くすればもっと満足できたかもしれない。形といい味といい、またリベンジの余地があることを知ったのであった。3回目のジンクスはないので、打ち破ろうか。あ、はい?次の選手権のお題が出たの?(^^;忙しいなw
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ふきんからちょこっと出てるのがとても気になります。
最後はとても綺麗に仕上がりましたね。
中身はまたまっ茶色にしても良かったんじゃないですかね。
投稿: ばんころ | 2011年10月28日 (金) 10時03分
間違って記事を書いている途中で保存ボタンを押したために
途中で掲載してしまいますたゴメン
が、どうやら微修正の前に一応全部読んでくれたようね。
>ばんしゃん
まちで半ケツのご要望を頂いていたのに、フニャ生地のおかげで
すっかり忘れていて、あんな写真になりました。
半ケツなら出す方は逆だよな。
中身茶色がいい?あんこで勘弁して。
投稿: ちよ呑 | 2011年10月28日 (金) 10時17分
わー 桃!
今度のは甘いのね。
ポテトの餡ってサツマイモとはやっぱり違うんでしょうか。
甘さは違うんだろうけど;
それにしてもやっぱりすごいなー
次回の丼も期待してますw
投稿: 久我沢ひなた | 2011年10月28日 (金) 12時30分
うひゃー、ちと忙しくてしばらく離れている間に

新しいお題もでているのねぇ
それにしても、このケツまん、どうやって食べるのが
正統なんでしょうねぇ、、うっしっしー
やっぱり、真ん中から割れ目に沿って半分に
ちぎって食べるのかな
投稿: 珈琲ネコ | 2011年10月28日 (金) 14時53分
凄いよ凄いよ。
この情熱を、何かに注いだら大成しそうな気がするよ。
割れ目さえなければ、色合い的に春っぽい和菓子っぽくて乙女の❤をくすぐるわねw
投稿: | 2011年10月28日 (金) 23時00分
だっはっはっはっ!
ですね
蒸かす前の方がむふふ
インカのめざめってぽっこりジャガイモなんだ!
スーパーで売ってたけど、冒険できない人なんで買わん買ったけど、
今度買ってみるかなぁ~
投稿: だーしょんまお | 2011年10月29日 (土) 03時33分
>ひなたん
色も味もサツマイモそっくりで、多分言わなければ
ほとんどの人がサツマイモだって言うと思います^^
他のイモだと多分もうちょっとマッシュポテトっぽい食感になったかも。
丼、まだ考えてないよーw
>珈琲ネコさま
ケツまん言うなwwwwwwww
最後の写真、やっぱり真ん中からぱっくり割りましたw
もう1つ食べた時は割らずに齧り付きましたよ^^
>さま
多分・・・乙女なえまさまね?^^;
ひY料理人として大成するのはやだのw
これは限りなく桃を意識した桃まんですから!!←表向きw
中国じゃおめでたい席に作る伝統的なお饅頭らしいじゃないの!
もっとプリッとした形に作れるようにガンバリマス^^;
>だーさま
またも笑っていただいてありがとう^^
インカのめざめ、ちょっと高いかも知れないけど
1度ぜひお試しください!!
しょうゆ味で煮るよりも、粉ふきとか、じゃがバターが
向いてるという話ですが、今回の餡の残りで
茶巾絞りにしたらとっても美味しかったです。
(なんのことない、ラップで包んだだけw)
舌触りが栗きんとんみたいに滑らかなです~。
投稿: ちよ呑 | 2011年10月29日 (土) 05時42分
わ~! 今度は桃尻娘だ~


ジャガイモの餡なんてさすが北海道
もう少し小さかったら和菓子に見えるね~
投稿: 妃リンゴ | 2011年10月29日 (土) 19時36分
>妃リンゴさま
そっか、4等分にこだわらずにもっと小さくすればよかったのか!
じゃがいも餡ちょっとはまりそうです。
投稿: ちよ呑 | 2011年10月29日 (土) 23時21分
パン生地使っていろいろチャレンジするなら、天然酵母がいいかも。
ほかのことがあってすぐに形成に進めない時でも、一回空気を抜いて
つぶしておけば「発酵しすぎ」ってのありませんぜ。
いつも楽しみです^^がんばってちょ^^
投稿: himi_chan | 2011年11月 1日 (火) 23時54分
>himi_chanちゃん
コメ&応援ありがとう^^ちょっと恐縮いたしまする
天然酵母ね、まだ未踏?未開?の領域だわ。
リンゴがNGな体質なんだけど、確かブドウでも発酵できたはず。
・・・ってパン生地での創作、期待してるー!?エエーッ
投稿: ちよ呑 | 2011年11月 2日 (水) 07時12分