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2012年7月26日 (木)

ラズベリーの収穫からジャムへ

夕べ3時間以上かけて書いた記事が保存ボタンを押した一瞬のうちに消えてしまいましたweep。なかなか気を取り直せなかったけど、書き直します。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

今年もこの季節がやって参りました。大豊作だった昨年は7.1kgも採れて大変でしたが、今年は昨年より日照時間が少ないような気がします。どうなるかと思いましたが、不作だった年のように虫が発生したり、カビが生えたり、葉っぱが毛虫だらけ(!)だったりすることもなく、たまに虫食い痕は見られるものの、今年もどうやらたくさん採れるようです。

20120722_01

20120722_027月22日朝7時過ぎに撮影。まだ少し暗かったかな。写真はいつものようにクリックで多少拡大します。

木は私の背丈をゆうに超え、2m以上あります。

20120722_03手袋をはかないと(北海道弁だわねw)つぶれた汁が付いたり、時々はクモやカメムシといった虫をわしづかみにしてしまうので、お見苦しいですがご容赦を。大きさを見ていただこうと思いまして。結構大きいでしょ。頂いた苗木を増やしたものですが大小2種類あります。こちらは大きい方。

20120722_06この日は1.1kgほど採れました。

20120722_07ほれ、アップですよ~。甘酸っぱい香りが漂います。

この実を洗ってジャムにします。

マーマレードの記事にも書いたかもしれませんが、うちは甘味を極力控えています。実の重量の1/3しか使いません。ものの本には50~60%を使うようにと書いているレシピが多いかと思いますが、果実本来の甘酸っぱさをいかしてたっぷり食べたいと思っているので33%にこだわっています。その代わり瓶はよく消毒します。

酸に強い鍋に、水で洗ってよく水気を切ったラズベリーを入れ、平らに均(なら)します。その上から重量の33%のグラニュー糖を掛け、一面真っ白にしてフタをします。顔を出すとそこからカビが生えやすくなるので(夏ですし)、隙間なく砂糖でフタをしてやります。そのまま一晩置きます。一晩置いたほうが、果実から果汁が染み出てジューシーに仕上がると思います。

20120723_01時間が経つと、真っ白だったグラニュー糖が果汁を吸ってこんな色になります。夜中に時々フタをあけると、胸をすくいい香り!これが密かな楽しみだったりします。

鍋の底の方には、ラズベリー・コーディアル"Raspberry Cordial"が溜まっています。

『ラズベリー・コーディアル』と聞いてピンと来る方はいらっしゃるかな?かの小説「赤毛のアン」に登場する飲み物なのですが、私は昭和の翻訳で「いちご水」と書いてあるのを読みました。イチゴと聞くと、誰しもショートケーキcakeの上に乗っているあのストロベリーのプチプチした食感や香りを思い浮かべると思いますが、うんと後になってから知った衝撃の事実!ラズベリー・コーディアル(木苺シロップ)だったとは!!ストロベリーじゃないじゃん!全然違う!M岡H子さん!どうしてイチゴなんて書いたんですか!せめてキイチゴ水と書いてくれればよかったのに!強いて例えるなら、柚子と夏みかんを同じ物にされたような感じです。だいたいタイトルも「赤毛のアン」じゃ可哀相じゃないですか!(原題はAnne of Greengables)

・・・閑話休題。さて、煮ていきましょう。鍋を中弱火にかけて沸騰させます。

20120723_02砂糖が溶けるのが早いか、アクが出てきます。

20120723_03出てきたアクは徹底的に取り除きます。

20120723_04だいたい良いみたい。大変に感覚的にやっているので、何分間煮るというようなレシピもないのですが、写真の時刻を見ると10分くらい煮ていたようです。

ところで、市販のラズベリージャムって、たいてい種がそのまま入っていますよね。写真にもポツポツ見えてますが、ストロベリーと違って固いし大きいし、結構邪魔なので、うちではこれを全部取り除きます。

20120723_05こんな漉し器でちまちまと漉してやります。これがまた大変に忍耐のいる作業です。熱いし暑いし、なかなか終わりは見えず、手は痛くなってきますが、喜んでくれる人の顔や声や言葉なんかを思い出しながら気合を入れて作業します。

20120723_06こんな感じで漉し器の中に種を残して、下のボウルで果肉と果汁を受けます。いっぺんに沢山やらず、少しずつ漉して種を溜めたら出し、新しいジャムを入れてまた漉す作業を繰り返し、全部終わるまで頑張ります。

20120723_07全部終わったところ。ボウルにある目盛りを見ると果肉と砂糖は全部で1000ml近くになったようです。

20120723_08取り除いた種の方です。カスなんて思わないでくださいね。市販のジャムにはこれも丸ごと入っているのですから(うちはポイ(^o^)ノ⌒°ですけど)。まだ果肉が少し残っているようにも見えますが、あまりしつこくやると編み目から細かい種が入り込んでしまいます。だいたいもう既に手が痛くなっているので限界です。

20120723_09漉した果肉を鍋に戻し(鍋は洗ってね)、もう一度煮ていきます。またアクが出てくるので徹底的に取ります。

20120723_10これで煮上がりました。写真の時間を見たら大体12分くらい煮ていたようです。あんまり煮詰めると色が悪くなって固くなります。ちなみに果実にペクチンが含まれているため、添加しなくても自然にトロミが付きます。レモンも必要ないと思います。

20120723_11熱湯で消毒した瓶に詰め、熱いうちにフタをしてひっくり返して冷まして置きます。1.1キロのラズベリーが瓶4本になりました。

この2日後に今度は1450gも採れ、瓶7本分のジャムになりました。これだけ苦労して作っても、収穫するときに塀から落ちそうになったり、筋肉痛になったりしても、私はアレルギーなので食べられませーん。元々大好物なので、瓶に詰めるときにポトッと落とした赤い汁を思わずペロッとしたら、背中じゅうに蕁麻疹が出たことがありますcoldsweats02 でもその程度で済みますし、喜んで食べてくれる人がいるので、張り切って採って煮るのだ~。

今年も8月頭まで収穫が続くと思います。5キロくらい行くかな?

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コメント

お疲れ様でした.
アレルギーは出なかったかにゃ?
ロールちゃんにかけて食べたら美味しそうね.

香川出身の親しい先輩がいて、手袋も履くって言われてビックリ~happy02
いやはや方言ていいですよね~happy01
その人は東京理科大学の出身だけど、基本的な部分の方言はなかなか消えないようですね ^0^
広島だと、靴やソックスは履くけど、手袋は「する」です ^^;

さてさて「喜んで食べてくれる人」誰かな~ヒャッヒャッヒャhappy01キタイ

すばらしいですね、このラズベリーsign01
色といい形といい、手入れのよさがちゃんと形に表れますね。
収穫ご苦労様でした。
しかしアレルギーとは・・・coldsweats01
様々な工程のお写真もまるで一緒に加工しているようで楽しかったです。
こういう保存食って「赤毛のアン」にたくさんあるんですね。
キルトとかもね。
このお写真のおかげでまた改めて読んでみたくなりましたscissors
ちよちゃんの家の次の収穫はいったい何なのか、今からワクワクしています。

なんで 消えちゃったんだろね
 そりゃあ ショックは 大きいわ (*^m^)
美味しそうですね 貰った人 大喜びだ 

自分で収穫できるなんてステキだな~cute
ちよたんの愛と根性の詰まったジャムだねdelicious
こちらでも今の時期はラズベリーが市場にどっさり売ってて、
スーパーにはジャム作り専用の砂糖がいっぱい並び、
もう絶対作らなきゃいけないような気になります(笑)

素晴らしいup自分は食べられないのに手が痛くなるまで種をきちんと取り除くなんてsign01私にはできないcoldsweats01
大きい粒noteアップの写真の辺りから唾が沸いてきましたdeliciousとっても食べてみたいですheart01

先程のコメントは私ですcoldsweats01
余りにも美味しそうで名前を書くのを忘れていましたcoldsweats02

>菅丸子さま
さんくす^^
食べることこそしないけど、素手で触ったりしてるせいか
首や足が痒くなったりするけど、これが原因か分かりませんw
ロールちゃんにも、ラズベリージャムが使われたことあるよ。
レアチーズ味の時、中にほそーい棒状のジャムが入ってました。
(よけて食べたけどね)


>arakansinさま
北海道弁のベースはとうほぐ地方の言葉ですが、
意外にも西日本と同じ言葉や言い回しをしているものもあるみたいです。
北前船の影響かな?

何か含んだ言い方になっちゃったようですが、残念ながらご期待に
沿えるような浮いた話はなくsad、親戚で特に全身苺模様の服やら
アクセを付けてうちに木苺狩りに来る私の従妹が一番心待ちに
しているようです。先日上の写真の瓶の写真の1つが嫁入りしました。


>こごろうさま
手入れは父に任せきり・・・。秋に強く剪定して束ねて雪の下で
冬越しさせ(施肥もか)、春になったらバラして1本ずつ縛りなおし。
厚い皮手袋も突き抜けるほどのトゲがあるので大変なようですcoldsweats01
野菜畑の方は完全に父の管轄で、手出しできません。
小松菜などの葉野菜が終わり、夏大根、きゅうりなど採れています。
トマトとかナスとかゴーヤーなどもこれからです。
「赤毛のアン」は平成に入ってからの新訳もあるようですが、
原書が気になってきました。北海道と共通の景色が多いようで親しみがもてそう。
もちろんそんな語学力ないけどね・・・。


>カブさま
エディタを開きっぱなしで作業したのが問題だったみたいです。
書き上がってさあ公開!と保存ボタンを押したら、「現在メンテナンス中です」
なんてエラーが出て、戻ることも出来なくなりました。
お友達に、30分以上かかるときは一度保存するようにアドバイスを頂きました。
ありがとです。
香りが独特で強いし、酸味も強いので好みが分かれるところですけどね。
好きな方にはそれがたまらないみたい。
果実酒は人気がなくて止めちゃいました。


>kazamidoriさま
ありがと~。そちらには、ジャム専用のお砂糖なんてあるのね!
今たくさん作って来年の分まで保存して置くものだろうね。
(甘そうだ~)是非一度、甘さ控えめで作ってみて~。
そしてた~~~っぷり食べるのだ!delicious

ジャムのほかに、シロップにして、バナナやヨーグルトと一緒に
ジュースにしたこともあるよ。あと、ケーキに混ぜ込んで
四角くしてサクサク生地を上からふってクランブルケーキに
したこともある(アレルギーになる前だ~)。
ベルギーにもフランボワーズのエール?beerビールがあるよね!
北海道にも地ビール全盛期の頃にあって、そのケーキと一緒に
飲んだことがあるよ~。
絶対作らなきゃって雰囲気は、春の神戸のいかなごの釘煮がそうらしいね。
欧州の短い夏の風物詩、是非味わってみてね~。


>鯊螺さま
ふふふ。アップの写真いいでしょう。
今日も1時間10分かけて、1310グラム収穫しました。
今日は天気もよく真夏日になったため、今までで一番熟れて
一番甘い香りがしています。明日作るジャムが一番美味しいかも!?
明日は母の担当です~。汗だくになるので、私はうちわで体を扇ぎながら
漉すのを応援するのですw

おおぉー、記事がいっぱい上がっておる…

木苺アレルギーというのがあるのですか?
ううぅ、せっかく作っていて、可哀そう過ぎる (;_;)

えーと1ビン、うちの特製ヨグルトとバーターで (ヲイ)

>南ノ猫さま
えっとね、シラカバ花粉症の約4割が罹るらしい
バラ科アレルギーのようです。バラ科は大好物ばかり!
といっても症状はそれほど重くないのですが。
(でも小さい反応を繰り返していると、いつか爆発するかも?とビビッてます)
特製ヨーグルト気になってるのよね~。
アレルギーを抑えてくれるなら交換OKよ~!

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